第174回『まちむら興し塾』 2020年 1月21日
         
      
テーマ  品川区「しながわ宿まつり」への提案

           『 和と輪の・しながわ昔の子どもの遊びくらべ 
』 
 
 
江戸時代のこどもの遊び  
 
 
    『まちむら興し塾』 勉強会の様子・参加者写真
 
  【 和と輪の・しながわ昔の子どもの遊びくらべ 】
 《 区民の・区民による・区民のための笑顔・生き甲斐創りの活動 》
見る・聞く・利用する観客から、作る・参加・行動するあなたが主役に
 ● まえがき


 前回の「学生会員を増やす」インセンティブとするプロジェクトとして、
品川区の公募事業「しながわ文化プログラム」の一つ、東海道五十三次の第一番目宿場「品川宿」にちなんだ、毎年、恒例の「しながわ宿場まつり」の魅力度アップにふさわしい内容の公募事業に、品川区の伝統文化を推進している『輪と和の実行委員会』の裏方として、テーマ「江戸時代からの子どもの遊びくらべ」で応募することにしました。

 楽しみながら、童心に返りながら、多岐に渡り協議し、具体案がまとまり、提出の運びになりました。

 コンペの受託ができるかとうかの審査の結果は3月末に出ます。
 発表されるのをハラハラ、わくわく感が一緒に、待機中です。

 【 品川区が「住んで良し、来て良し」の街を目指す事業 】

 
目次   (各欄クリック 各ページへ)
  1.イベントの目指すこと
 2.品川区の背景
 3.メリット
  4.日本の懐かしい子どもの遊び道具作り体験&グループ対抗戦
     (1)会場は北浜公園
     (2)相模原市との連携 竹細工作り名人が指導
     (3)当日のプログラム
     (4)運営方法
     (5)事前広報施策
     (6)イベントの準備・実施スケジュール
     (7)事業の2021年度以降の実施計画 
     (8)事業の実施体制 
  ● まとめ
 
  提案書
  1.イベントの目指すこと
    ・ジジババ、パパママ、子どもたちの三世代の家族が一緒になって絆を深める場に、
   ・高齢化が進み、引きこもりがちのシニアたちがふれあう場に、
   ・隣人の区民同士が親しくなり、心身をリフレッシュさせる場に
   ・区以外の地域の人たちとの親交を深めるコミニティの場に

           ▼  ▼  ▼  ▼  ▼  ▼

    だれでも一緒になって、親しみやすい品川区へ
 

           ▼  ▼  ▼  ▼  ▼  ▼

    訪日外国人へ参加を呼びかけ、グローバルな品川区へ

    インバウンドのお客様が区民のおもてなしの輪にふれ、交流を深めながら、
    日本の歴史・和の伝統文化を一緒に品川区の魅力を実体験してもらい、品川
    区のファン、リピーターになってもらえことを目指します。
 
 
 

《 区民の・区民のための・区民によるリフレッシュ・生き甲斐創り活動 》

あなたが主役 見る・聞く・利用する観客から、作る・参加するに、

 2.品川区の背景


 品川区は都心の東京湾に面した海浜から台地にあって、大型ホテル、オフィスビルや高層マンションが立ち並び、戸越銀座、武蔵小山商店街などの商業地として、そして現在、国内外の旅の拠点羽田空港を控え、新幹線やリニア中央新幹線の基点として、交通、産業の重要な拠点となっています。そとて、人口は40万人を超え微増を続けながら、65歳以上の比率が30.9%、14歳以下が11.7%と他地区と同様少子化・高齢化が定着するともに人と交流する機会が失われつつあり、生き甲斐の場を求めています。

 

一方で、品川区の延べ宿泊客数は年間267.8万人、外国人宿泊客数は約40万人と増加傾向にありますが、区内で魅力をアピールできる観光名所・施設としては、品川水族館くらいで、観光資源が少なく、素通りされてしまう通過地の傾向があります。

 

品川区長が掲げる長期基本計画『輝く笑顔 住み続けたいまち しながわ』に加えて「訪れてよし」」、そして、『わ!しながわ』にするために、区民自らが主役となった区民パワーと交通・産業の拠点、水辺の資源、歴史的足跡を活かして 『伝統の和を楽しみながら品川の魅力を広める』、ことをコンセプトとました。

 

その一環として「しながわ宿まつり」向けての提案
【和と輪の・しながわ昔の子どもの遊びくらべ】

 3.メリット

     1)しながわ区民同士の親子三代相互の交流と憩い、生き甲斐創成事業

     2)品川区民以外の同好の仲間との交流人口の拡大+経済効果

     3)埋もれている観光資源の発見・再生・活用&新コンテンツ創成

     4)日本・品川の伝統文化を広く、知ってもらう

     5)インバウンドの誘客と品川区民との交流拡大

  【資料】
    ◆ 品川区延べ宿泊者数
年度 延べ宿泊者数 日本人 外国人
2014年 2,367,051 14年比 2,105,054 14年比 261,997 14年比
2015年 2,675,012 113.0% 2,205,093 104.8% 469,919 179.4%
2016年 2,678,085 113.1% 2,278,209 108.2% 399,876 152.6%
   ◆ 品川区年齢別構成比推移 (単位:人)
総数 2018年 2019年 2020年 18年比
年少人口 0歳~14歳 44,537 45,759 47,245 106.1%
生産年齢人口 15歳~64歳 262,056 267,658 273,105 104.2%
高齢人口 65歳以上 81,531 81,689 81,860 100.4%
うち75歳以上後期高齢者 40,519 41,685 42,37 104.6%
総合計 388,124 395,106 402,210 103.6%
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 4.日本の懐かしい子どもの遊び道具作り体験&グループ対抗戦
    江戸時代から現代まで受け継がれている、子どもと一緒に大人も気軽に楽しむ
  ことのできる「昔遊び」を選びました。

   体験するだけでなく、作る喜びとともに、オリパラの余韻に浸りながら、家族・
  グループの対抗戦を実施し、対戦終了後には表彰式を実施する等、来場者に楽し
  んでいただけるよう演出を予定してます。
 
  (1)会場は北浜公園
 
   
 旧東海道に建てられている石碑  国道15号と旧東海道との交差点 地図①
   
交差点①から東側北浜公園方面 交差点①から西側方面 
   
地図②金山橋手前を左折 北浜公園入口  普段は子どもが自由に遊べる、
こどもの冒険広場の北浜公園
 
   
  左 北浜公園内 子どもの冒険広場
 子どもの遊び道具貸し出しと管理人がいる「おばちゃんち」、
 「NPO法人ふれあいの家-おばちゃんち」が管理」。

 ● おばちゃんちの前に掲げられているメッセージの木板
   私たちは自分の責任で自由にあそぶことができる場づくりを行っています。

   こどもたちが木登りや穴を掘ったりスタッフといっしょに焚き火をしたり
   心ゆくまで遊びを味わってほしいと思っています。

   どうか、温かい目で子どもたち見守ってください。

  未来を作る子どもたちがこの町と自然を大好きになってくれることを願っています。
   
北浜公園 イベント会場としては手狭  公園内にはハンモック、木にぶら下がっている太い綱、穴掘る砂場がある。 
  (2)相模原市との連携 竹細工作り名人が指
      自然に恵まれている相模原市はリニア開通の際には、品川から、何と8分と
    いう目と鼻の先の距離にあって、品川区民にとっては身近ないやしの裏庭の
    存在として絶好の交流の場にふさわしい場所になることが期待されます。
    

       そのご縁を背景に相模原市緑区藤野地区で、遊休農地を開拓して小麦、そば、
    野菜の栽培や収獲した小麦でのうどん打ち体験、竹の廃材を活用して、竹の
    マイ箸作り・竹トンボ作りなどを実施して、地域の活性化の一翼を担っている
   {和田の里みちくさの会」の名人の方々にご指導頂き、実施します。
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  (3)当日予定のプログラムのご紹介
 

 江戸時代から伝わる、竹トンボ作り&飛ばし、竹鉄砲作り&的当て、他に、完成した竹馬と人の馬に何人乗れるかの「馬飛び乗り」で、オリパラの余韻を思い出させる、プチアスリートになって、各々のプログラムに挑戦してもらいます。

片や、作ることや、運動が苦手の方々には「福笑い」に挑戦して頂きます。


品川区記録を作り、毎年、記録更新の恒例行事にしてゆくことを目指します。


また、合わせて、伝統音楽の演奏の他、習字や食事マナー教室も開催します。

どなたにもお楽しみ満載のイベントです。

 

   
竹トンボ作り&飛ばし対抗戦 

   ・ジジ・ババ・パパ・ママと一緒に、自分で竹とんぼを作ったことのない子供
   に作る楽しさや喜とともに、家族の絆を深める機会になります。

  ・定員1日50組限定、製作時間約1時間程度で作成に挑戦して頂きます。

   用意した15㎝くらいの平らなな竹の両端を削り、羽の形に削っていき、
   真ん中に穴を空け、竹ひごを通して完成。 約30分。

   ※ポイント 竹の両端をいかに薄めに羽の形に削れるか。
   
   作った竹トンボを、手のひらで思いっきりひねり、飛ばし、滞空時間を競います

      ※ ご希望者が多い場合は抽選。
      実施時間は当日ご案内します。


   
 水鉄砲作り& 的当てくらべ
  ・定員1日10組限定。製作時間約30分程度で完成できるように挑戦して頂きます。

  用意した竹筒に穴をあけ、次ぎに竹筒の穴の大きさに合わせて、押し出すポンプ用
  に、竹じくの回りに布を巻き付け、調整して完成。
  ※ポイント ポンプ用の布をいかにフイットさせるか。

      ※ ご希望者が多い場合は抽選。
        実施時間は当日ご案内します。

・「自分で作る喜び」をご家族。お仲間と共有してもらうことが目的の一つです。

 ・作った竹の水鉄砲で、時間内に標的をどれだけ多く倒せるかを競います。

   
竹馬競争 
   ・定員1回20組、完成した竹馬で家族・グループでゴールを目指して競います。
    ※ ご希望者が多い場合は抽選。
      実施時間は当日ご案内します。

  
 馬跳び 数人の大人が馬になり、子どもたちが何人乗れるかを競います
   
福笑い 早く、上手にできるか腕比べ   

  ・おかめとひょっとこを親子同士・お仲間同士の対抗戦。
   制限時間内にどちらが速く、上手にできるかを競ってもらいます。


   ・完成した作品と参加者をスタッフが撮影。
   SNS
に写真と共に発信してもらいます。


   ・ホワイトボードに貼って、大勢の見ている人がが見て、楽しむことができる、
   大きい福笑いを用意します。

   開催時間・定員は当日発表

  ● アトラクション 
   
 三味線演奏  琴 演奏
   
習字体験  和食のマナー教室 
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   ● 日本の伝統文化紹介
   
 海外からのお客様との交流 カタコトでも会話 おもてなし 
区民自ら、参加、手に手を繋ぎ、笑顔溢れる 「訪れて良し、住んで良し」の街作り
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 4)運営方法

     

・当日体験できる昔遊びを制限人数と共にタイムテーブルで記載し、時間前にス タッフの声掛けで集客します。

・各昔遊びは、当日のスコアを昔遊びごとに掲出し、参加者が更新するごとに景 品を参加者にお渡しし、1日の終了時に表彰式を実施します。

・各遊びごとに必ず2人以上のスタッフを配置し運営します。


   ・イベントの運営に慣れた複数のスタッフがマニュアルを作成し、無駄なく安全
   な運営を図ります。


  (5)事前広報施策
       イベントの事前に広報を実施することで当日より多くの方にご来場いただ
     けるよう、以下の手法で、イベント情報を発信します
 

① チラシの作成・配布

  宿場まつりイベント当日に公園付近にて集客を効果的にあげるために
  配布いたします。

② ポスターの作成・掲出

  会期前より、許可がありた祭り会場や馬場新駅周辺他施設や掲示板で
  掲載予定です。

③ SNSでの発信

  和の輪実行委員会で運用しているFacebookに告知投稿し、終了後にはイ  ベントの様子を投稿して、次年度に備えます。


④ イベント会場装飾、効果

   北浜公園内でイベントを行っていることを認知効果を上げるために。

  立て看板/風船装飾/BGM 等

⑤ スタッフユニフォーム

 イベント関係者ということが一目で判るようにTシャツ等を用意。
 フライヤーを配布したり、誘導したりする際にイメージアップ、アピー
 ルにつなげます。

  (6)イベントの準備・実施スケジュール
     以下のスケジュールに沿って管理・推進する予定です。
    開催予定9月26日・17日を目指して  開催  
内容 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
企画 企画・実施内容の検討・調整
準備 公園利用の調整
しながわ宿場まつり実行委員会との調整
使用物品の手配
広報 チラシポスターのデザイン
チラシ・ポスターの印刷・掲出
SNSの開設・発信
精算 精算・報告業務
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 (7)事業の2021年度以降の実施計画 
   ● 継続は力 
 

 次年度以降は今年度の実施を踏まえ、旧東海道の歴史的な「まち」として、文化発信を行うとともに、次回は、今回の昔の遊びの記録更新を目指す競争とその他の遊びも加えて、区民の絆を和気あいあいと深める「昔の遊び道具作りと競い合い」をステージに、地域の活性化、観光の活性化、商店街の活性化さらに拡大してゆきたいと考えます。

 しながわ宿場まつり実行委員会やNPO法人ふれあいまちむら興し塾のみならず、地域のまちづくりや他団体との連携を行い区民が「まちづくり」に参加し
『「住んで良し、来た良し」より良い街にするのは自分自身たちが主役だ』と
いう品川区民の誇りと自負を育んでゆくに寄与したいと考えます。

 

・住民の参加を呼びかけ、国内外へ向けた効果的な情報発信を行う

・コンテンツやイベント内容の見直しと新たな企画を計画

・区内のしながわ大学連携推進協議会」との連携

諸団体との連携、イベントへの積極的参加

などなどを推進してゆく予定です。


 (8)事業の実施体制

    「輪の和実行委員会」が主催の「しながわ宿まつり」向けての提案
   【和と輪の・しながわ昔の子どもの遊びくらべ】
  
のイベントを、地域や地方自治体との地域振興活動を行ってきた「NPO法人
   ふれあいまちむら興し塾」が、協力者として企画・運営を行います。
 ● まとめ
    今回の公募事業に参加するために、日本の昔からの遊びがいまや大人の人たち
   にも忘れられて、スマホ・ゲーム機器に熱中している子どもたちに改めて、ア
   ナログの遊びの楽しさを知ってもらい、あちらこちらで復活する機会になれば
   と願うとともに、疎遠になりがちな家族・隣人・仲間がふれあい、自らが主役
   になって
ステージに立って、参加し、体験の機会を増やし、品川区の埋もれていた
    歴史・産業・文化を見聞きし見直し「住んで良し・来て良し」の快適な街にし
   て頂き、更に、訪日外国人との交流を広げるきっかけになってくれることを願
   っています。

【 区民自らの手で「住んで良し、訪れて良し」の品川に 】


    --2016年作成された「品川区都市型観光プラン」の観光客誘致対策に
      沿って--
    
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 『まちむら興し塾』&二次会
 
今日の勉強会参加者全員  
 
左から 宮林さん、伊籐さん、長畑さん、坂井さん、上田さん、丸田君、飯田さん、長坂
 
 
協議中 
プログラムにするか 提案をボードに書き出した籐さん
 2月1日から栄転 伊籐さん  飯田さん
  上田さん 長畑さん   
 宮林さん   坂井さん   
丸田君    上田さん、飯田さん   
   
   
 二次会 
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 お問い合わせ
・入会ご希望者 

  NPO法人ふれあいまちむら興し塾 

   270-0034 松戸市新松戸3-222-203
    TEL 047-330-4421 FAX 047-344-1993

       E-mail: ls-plan@lapis.plala.or.jp 
   http://machimura-okoshijuku.com/
   http://www.honobono-taiken.net

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