TOP
   第143回『まちむら興し塾』 2017年5月21日
     
     コメンテーター 
     千葉県観光物産協会 事務局長 飯田 重行 さん
     
   飛騨古川のサイクルツアーと
     台東区御徒町~蔵前エリアの商店・企業巡り「モノマチ」イベント紹介
    『まちむら興し塾』当日風景・参加者写真
    今回は、飯田さんが視察で訪れた、インバウンド客に人気が高まっている岐阜県飛
  騨古川のサイクルツアーの紹介と、台東区南部にある御徒町から浅草橋、蔵前の商店
  や工房などを持つ企業の人たちが、手を組んで、通常では実施していない様々な体験
  や特別公開された企業の裏側が見られる、今年で9回目を迎えた「モノマチ」イベント
  の紹介です。
 《 飛騨古川のサイクルツアーの紹介 》
  飛騨古川の町並み
  
飛騨の伝統的な家屋が残る古い町並み(写真下記ホームページより)
飛騨古川 街並み ⇒ https://www.hida-kankou.jp/model/1000000146/
 ● 飛騨古川 
   飛騨といえば、高山だと、すぐ思い浮かびますが、高山駅の隣駅の飛騨古川と聞い
   ても、すぐ分かる人は少ないでしょう。

   飛騨古川は、高山に劣らず、飛騨の伝統的な家屋でできた商店や土蔵などの古い
   町並みが残る素朴な町で、初めて訪れた人もどこか懐かしい雰囲気を感じること
   ができます。

    中でも、有名なスポットは壱之町と古川の町並みを通る瀬戸川にはたくさんの
   鯉が泳いるのが見られ、瀬戸川沿いの白壁土蔵街の通りが。また、飛騨の伝統的
   な建築技術の歴史や技、道具などを展示している「飛騨の匠文化館」や和ろうそく
   の老舗、切り絵工房、伝統工芸の一位一刀彫の工房、美術館などなどが点在して
   います。

   夕方になるとほとんどの店が閉まってしまいますが、夜は灯りをともしており情緒
  ある町並みが旅情を誘います。

   ◆ アクセス
      電車は、JR高山本線の「飛騨古川駅」が最寄り駅となる。
     車は、東海北陸自動車道または中部縦貫自動車道の「飛騨清見IC」を下りて約30分。
 ◆ 高山市とおもてなしのきっかけは ◆
   高山市(9町人口9万人)での外国人に対する『おもてなし』の取り組みは、昭和
  61年、飛騨地域の119町村が国の『国際観光モデル地区』に指定され、同年
  『国際観光都市宣言』を行ったのがきっかけとなって、
2016年の外国人訪問客は
  28万人にもなっています。
  インバウド客へのおもてなしの取り組み
   まず、市内のバリアフリー化だけでなく、市外地区と連携してバリアフリー化を推進
  して、点から線にすることで、より、注目度を高め、更に、観光案内書、インターネ
  ット、市内案内所での多言語スタッフの配置など、多言語化が進められ、市内の飲食
  店では多言語のメニューを用意している店も多く、中には、スタッフがカタコトの会
  話で、メニユーの説明をする「おもてなし」が、自然と口コミ、SNSで広がり、イ
  ンバウンド客の増加に結びついています。
  ページ先頭へ
 ● 飛騨里山サイクリング

     古川でインパウンド客の人気となっているのが、サイクリングツアー。

   このサイクリングの人気を高めたのが、飛騨中山の田舎のすばらしさに惚れ込み、
   移住してきた株式会社美ら地球(ちゅらぼし)社長の山田拓と奥様の慈芳さんご
   夫妻。


  ◇ ご夫妻が中山に移住してきた経緯、飛騨中山で志すことの詳細はこちらNikkeyBp
   コラムごを参照してください。
 
  ●  SATOYAMA EXPERIENCE
 
SATOYAMA EXPERIENCE ホームページより


      ここにしかない、日本の美しい里山をめぐる

      飛騨古川の気品ある古い町並みを抜け、ゆっくりと農村集落を抜けていく
      と、だんだんと美しい里山が見えてきます。

      地元野菜の並ぶマルシェ、点在する巨大な古民家、広がる田んぼとそれを
      囲む山々。…

      自転車ビギナーの方や、ファミリーでご参加したい方にお勧めのツアー。
         全長12kmのルートは、全てフラットで坂道は全く出てきません。

      集合場所  SATOYAMA EXPERIENCE 飛騨古川デスク
            岐阜県飛騨市古川町弐之町8-11
      主催・運営 株式会社 美ら地球(ちゅらぼし)

  ◆ スタンダード ガイドツアー
      開催日 2017/3/20 2017/12/20

     時 間 09:00 12:30 14:00 17:30

     料 金 7,600/

  ◆ ハーフ ガイドツアー     
    開催日  2017/3/20 2017/12/20

    時 間  10:15 12:45
             里山の魅力を味わう、2時間半の小旅行

    料 金  4,900/

  ◆ レンタルバイク 
    折りたたみ式自転車(DAHON)適正身長は145185cm

   料金   2,000/   3時間以内1500
   料金に含まれるもの レンタルバイク、ヘルメット、消費税

   予約締め切り  前日17:00

   催行人数    定員5名 最小1

   開催日  2017/3/20 2017/12/20
   時 間  約 9時間  09:00 18:00

  ページ先頭へ
  商店・企業連携 台東区御徒町~蔵前~浅草橋エリア元気アップ イベント
  《 町巡り・工房グッズ作り体験『モノマチ』 》
   ◆ 第9回 168社参加「モノマチナイン」開催 ◆
    開催日 2017年5月26日(金)・27日(土)・28日(日)
    ■ 詳細・掲載写真 ⇒ 第9回モノマチナインホームページ より
 ● 『モノマチ』とは
        自治体ではない、民間の台東モノマチ協会(正式名称:台東モノづくりの
    マチづくり協会)が主催。

     古くからものづくりが盛んで、製造・卸の集積地として歴史を持つ、台東区
    南部・徒蔵エリア(御徒町~蔵前~浅草橋にかけての2㎞四方の地域)の企業、
    事業者、2017年は168社が参加。ファクトリー、工房を一般公開し、会
    期中に特別なプログラムを体験できるイベントです。


   インフォメーションセンターの一つとなって
  いる台東デザイーズビレッジは、2004
  年に廃校となった小学校の旧校舎を活用した
  ファッション・デザイン関連の創業支援施設
  として設立されました。

  「モノマチ」は2011年に台東デザイナー
  ズビレッジの一般公開をきっかけに、この施
  設を中心として、113店が参加して始まっ
  たという歴史があります。

   今回も「モノマチ」に合わせて施設が公開
  され、現在、入居している新進デザイナーた
  ちのブランドなどを一気に見てまわることが
  できる。また、モノマチエリアにはこの施設
  を卒業したクリエーターらの店舗やアトリエ
  が多数あり、そちらも見て廻れるのも楽しみ
  の一つです。

 

   「モノマチ」の魅力は、町歩きの楽しさの他に、当日、コラボ企画として、複数の
   お店を回ることで、自分だけのオリジナルグッズやアイテムを作ることができる体
   験プログラムが用意されています。

    前年の第8回では、291店が参加、来場者約9万人となり、今回は、お子さん
   が楽しめるワークショップを集めた「子どモノマチ」も開催され、大変な人気となり
   ました。

 
  ● 2017年「モノマチナイン」の9回目テーマは<発見>
    
  ● 「モノマチナイン」ロゴ
     今回の「モノマチナイン」のロゴの9は
   虫眼鏡をイメージさせるデザインです。
 
    このモノマチ9の虫眼鏡を使って、モノマチ
   エリアを探検・探索(=quest)しても
   らう意味がこめられています。
  ● 公式&コラボレーションイベント一覧
  ◇ スタンプラリー

    会場:全エリア
    パスポートはぐるぐるホログラム!

 
  ◇ 職人ツアー   

   会場:職人店舗 

   日時:5月27日(土)のみ

 
  ◇ 子どもモノマチと
     インスタプリントサービス

 会場: 佐竹商店街

 日時: 5月27日(土)~28日(日)
     11:00-17:00

 
   ◇ モノマチクリェイターズマーケット
  会場1:2k540 (複合商業施設)

 日時 :5月26日(金)~28日(日)
     11:00-19:00

 
  会場2:御徒町南口駅前広場
     (おかちまちパンダ広場)

 日時 :5月27日(土)~28日(日)
     10:00-17:00

  ◇ フードコートin おかず横丁

 会場: おかず横丁
     (鳥越本通り商盛会)

 日時:5月26日(金)~28日(日) 
    11:00-17:00

 
  ◇ 白鴎高校和太鼓パフォーマンス 
    *雨天中止

 会場: おかず横丁 
    (鳥越本通り商盛会)

 日時: 5月28日(日)午後

 
   ◇ 台東デザイナーズビレッジ施設公開

    会場: 台東デザイナーズビレッジ

    日時: 5月26日(金)~28日(日) 
        10:00-18:00

   ◇ ものづくリマーケット

    会場: 松坂屋上野店 本館1階北口イベントスペース

    日時: 5月24日(水)~30日(火)
        10:00-20:00

 
【コラボレーション企画一覧】
 ・くるみボタン雑貨製作体験
 ・祝国立西洋美術館世界文化遺産登録Merci,Le Corbusier
 ・「栃木レザー」でモノマチパスポート・ノートカバーを作るワークショップ
 ・木のフォークを作ってカフェでケーキを食べる
 ・Stampaxモノマチ地区アーティストコラボトート
 ・手芸女子ネコトートを作ろうマチ歩きコース
 ・蝋引きワークショップ
 ・夜マチエ房
 ・L'dee X VIVA 布ミラー製作
 ・おしてくるんでハンコアクセ
 ・モノマチ限定!自分だけのオリジナルノートものつくり
 ・革小物つくリワークショップ『居皮屋』
 ・簡単!ヘアクリップづくり
 ・造花&ビーズでオリジナルアクセサリーづくり
 ・チクタクトントン ~レザーの時計を作ろう~
 ・簡単!小箱を布で包んで小物入れを作るワークショップ
 ・下町銭湯体験
 ・クラフトビアグラスのモノマチ限定ラベル制作(クラフトビール付)
 ・注染のくるみボタン!!   
 ・carmineShop十田中箔押所
  名入れコラボ 
 
 ・オリジナルバッグを作る
   トッピングラリー
 
 ・手芸女子サカナポーチを作ろう
  
 
  ページ先頭へ
 『まちむら興し塾』風景・参加者
全員で記念撮影
前列左から、長坂ん、松井さん、鈴木さん、飯田さん
後列、高野さん、樋口さん、田中さん、坂井さん、朝山さん、上松さん、高谷さん
コメンターは、飯田さんの語りには、引きつけられます 
   
 初参加 1年 田中さん 真剣な眼差し 2度目の参加 1年坂井さん 
コメンテーター 飯田さん
松井さん  樋口さん 
田中さんと坂井さん  高野さん 
初参加 高谷さん   久しぶり参加された鈴木さん
上松さん   2年 朝山さん
   
坂高谷さん。上松さん、鈴木さん  学生の皆さん
田中さん。坂井さん。朝山さん、高野さん
 二次会  
二次会参加の皆さん 島根県出身のオーナーの店「だんだん」
田鈴木さん。高野さん、樋口さん、長坂、朝山さん、松井
 
鈴木さん、高野さん、樋口さん 朝山さん、松井さん、鈴木さん 
 ページ先頭へ 
 
お問い合せ・会員お申し込み

『まちむら興し塾』事務局
 TEL 047-330-4421
 FAX 047-344-1993
 E-mail: ls-plan@lapis.plala.or.jp