【おじったもんせ 鹿児島民泊体験日記
日程  2016年3月8日~3月11日
日程・各種体験内容
  3月8日  羽田空港から鹿児島空港へ✈
   ◎ 訪問先の日置市は
   ◎ 空港から日置市吹上町作バス停で西園さんと出会い
      昼食:西園さん経営の「農家れすとらん七菜」
      【西園さんの紹介】
      本日の体験 キャベツ収獲・吹上浜探訪
   ◎ 宿泊民家 鳩野家の紹介
      ほうそう踊り体験と夕食
 3月9日  「鳩野牧場」へ
   「古布工房見学」
    ◇ そば打ち体験&金峰山展望台
    最後の晩餐 夕食はすき焼き
  3月10日   最後の体験指導は西園さん キャベツ、白菜の収穫
    ◇ 先輩竹ノ内さんのご案内で桜島観光と霧島神宮へ
    3泊目 宿泊先 城山観光ホテルへ
   3月11日  朝食 城山観光ホテル80種類のバイキング
   ◇ 鹿児島最後の観光 仙巌園へ
感想文   《 清水りぼん 
 《 金谷千波 》
 《 高野雪美 》
 ◇ プロローグ
 
  東洋大学国際観光学科2年生、清水りぼんさん、高野雪美さん、金谷千波
 さんの3人が春休みを利用して、初体験、鹿児島日置市の吹上町・日吉町の
 民家を訪ねての民泊+農業・酪農体験と鹿児島での評判が高い城山観光ホテ
 ル泊の3泊4日の民泊&ホテル体験、満喫日記です。


  このプランは、NPO法人ふれあいまちむら興し塾の専務理事が、貴重な
 体験と良き思い出作りということで手配・予約を買って出て、このプランが
 決まった昨年から、

 民泊プラス農業体験指導の受入の窓口を西園さんにお願い。 

  3泊目の宿泊先として城山観光ホテル泊を城山観光ホテル顧問の渡さんに
 特別な配慮をお願い。

  そして3日目の午後から鹿児島市内のご案内を、学生時代に一緒にNPO
 の活動した東洋大学のOGで、現在JTB鹿児島支店勤務の竹ノ内さんにわ
 がままなお願いをして実現した体験です。


 
 3月8日
  羽田空港から鹿児島空港へ✈
  ◇ 鹿児島到着後初体験は足湯
 

    鹿児島空港から、日置市吹上町の伊作バス停までの加世田行きバスの出発
  時間まで1時間くらいの待ち時間があったので、温泉県鹿児島の初体験。
  
  空港ロビイを抜けて、駐車場側バス亭の間にある
   足湯「おやっとさぁ」で、 先ず一息

  ▼ 「おやっとさぁ」は鹿児島弁でおつかれさまと言う意味。

 ◎ 訪問先の日置市は  http://www.city.hioki.kagoshima.jp/index.php
 
  鹿児島県の西部、薩摩半島のほぼ中央に
  位置し、東は県都鹿児島市に、北はいちき
  串木野市と薩摩川内市に、南は南さつま市
  に隣接。
   
  西には日本三大砂丘の一つ、白砂青松の
  吹上浜と東シナ海に面しています。

  日置市は妙円寺詣りや流鏑馬、せっぺとべ
  に代表される歴史的な伝統行事と薩摩焼や
  優れた泉質を誇る温泉など、古の情緒と安
  らぎに満ちた貴重な資源を数多く有してい
  ます。
 
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  鹿児島空港11時15分発、加世田行きのバスに乗り、今回の民泊の受入
 の面倒を 快く引き受けて頂いた西園一幸さんが待つ吹上町の伊作へ!
  ◇ 伊作着、西園さんとの出会い
  12時15分頃伊作着、バス停には今回お世話になる西園さんがにこにこと
 車で迎えに来てくださいました。
  早速、昼食の時間ということで、西園さんが奥様と経営している
  「農家れすとらん七菜」へご案内頂きました。
 
農家 れすとらん七菜に到着した、清水さん、金谷さん
 
 ◇ ◇ ご自慢のバイキング料理がずらり ◇ ◇
  
  「農家れすとらん七菜」は自家製野菜を中心に、一押しの「がね」をはじ
  め、野菜の煮物、キャベツのシーチキン炒め、人参と卵炒め、完熟トマト
  のチーズ焼き、スパケッティ、プリンに芋餅のスイーツまで、自慢の料理
  がずらり。

   ちなみに、これで、料金が何と800円。
  地元の人たちのファンも多く、連日、毎日、満席となっているようです。

  美味しいお昼ごはんをお腹いっぱいいただきました。

 
   
 国道270号線沿いの入口看板  外装の絵は吹上げのアーティストの
大窪 顕子さんと八雄さんの作
   
  西園紀美子さん  れすとらん七菜の料理
   
 いろいろと盛り合わせて  クッキー・スイーツなども豊富
  がね揚げ  
  「サツマイモの天ぷら)」

 鹿児島の郷土料理でサツマイモを
 蟹の脚に見立てた「ガネ揚げ」。

 「ガネ」は方言で蟹のこと。
 少し甘く、歯応えあって美味

 薩摩揚げの原点とも言われています。
 写真:下記ホームページより
 ワンダーマップ http://www.wander-map.jp/fwm2014/gourmet_of_fwm2014.html 
 ・鹿児島TV  http://gurme.ktstv.net/e30032.html
    西園一幸・紀美子さんご夫婦
 
 【西園さんの現在の活動】
 ◎ 専業農家(「れすとらん七菜」)で使う野菜を中心に栽培
 ◎ 日置市グリーン・ツーリズム推進会議 会長
    修学旅行の中学生・高校生ので民泊の吹上町の受入を中心に、責任者
   として、都市と農村との交流を目指し、日置市のグリーン・ツーリズム
   推進に取り組み中。
 ◎ 吹上町公共施振興設管理公社 理事長

 【西園さんが担ってきた地域の活動】
 ◎ 公民館長、副会長(年)
 ◎ 青年団(10年)
    ・町青年団長、日置郡青年連絡協議会会長、県青年連絡協議会会長
 ◎ 吹上町町会議員(3期半:14年)
 ◎ 鹿児島県4Hクラブ(県農業青年クラブ)理事
 ◎ ・吹上町消防団歴(31年)・・・分団長10年、副団長
 ◎ 
PTA会長・副会長(12年)  などなど

  ◇ 紹介記事《 れすとらん七菜開業の経緯と西園さんご夫妻のご紹介》
    TV朝日系列「人生の楽園」で紹介」2014年1月11日(土)放送内容 |  
   日置市の輝く人紹介プログ 進ぬ!ひおき!で紹介 
   『農家れすとらん七菜』日置市吹上町 - 鹿児島グルメ 鹿児島テレビ
 
  昼食の後は、西園さんの畑へ行き、キャベツやブロッコリーの収穫、堆肥
  まきのお手伝い。

  一つ一つ手作業での収獲
  自分たちではやる機会がなかなかない、貴重な体験をさせて頂きました。

 
   収獲体験が一段落つき、次は日本三大砂丘の一つの吹上砂丘にある入来浜
 へ案内していただきました。

  東シナ海からの波が静かに打ち寄せる、47㎞にも延々と続く、白くキレイ
 な砂浜には圧倒されました。

 
  浜では、浜で出会った優しいお母
 さんたちが海岸で採った大きなあ
 さりをくださいました。
 
  吹上浜ではあさりの他に、地元で
 「ナンゲ」と呼ばれるナミノコ貝
 (右)も採れ、6月~7月にかけ
  てはアオウミガメの産卵も見る
  ことが出来るそうです。
 
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   いよいよ、西園さんに送って頂き、今回、2泊させて頂く、吹上町から
  の隣町日吉町の酪農家の鳩野哲盛さんのお宅へ、向かいました!
  クリックすると拡大
   鳩野さんご夫婦と息子さんご夫婦とお孫さん

Facebookより
 
  ◇ ◇ 鳩野家と鳩野牧場の紹介 ◇ ◇
   ご自宅は薩摩半島の西岸、東シナ海を見下ろす高台で、乳牛40頭、
   牧草地6ヘクタール、田畑50アールと、近くに(ヤギ、ダチョウ、
   クジャク、ポニー、犬、鶏などの動物とふれあえるを鳩野牧場経営。

   ご家族はご夫婦と息子夫婦、嫁いだ娘さん2人、お孫さんが5人。

    ご主人の鳩野哲盛さんは、日置市の市議もされ、30年前より、留学生
   が2週間ホームステイする「カライモ交流」の受け入れ、今では、中高
   校生の体験民泊の受け入れにもにも取り組まれ、国内外問わず100名
   位のホームステイの受入をされてきました。


   鳩野牧場は10年程前から、酪農教育ファームに認定され、息子の浩志
  郎さんが牧場主として、動物ふれあい・バター作り体験などの酪農体験だ
  けではなく、年間を通して婚活パーティーの開催、夏には竹を使ったそう
  めん流し、火起こし、竹馬づくりなどなど多岐に渡る活動の企画・実施を
  行い、講演会や地域の伝統行事・イベントの実行委員として、地域を盛り
  上げています。

   また、庭木を利用し、ハンモックをいくつか吊り下げたり、ドーム型の
  木の枝を生かしたツリーハウスを作ったり、近くオープン予定の研修室兼
  実習室を作り、楽しく夢のある牧場へと工夫展開中です。

  参照先 
 ◎ ブログ進ぬ!ひおき!より  http://vitalhioki.exblog.jp/14379373/
 ◎ HP 牧場へ行こう 紹介鳩野さん寄稿分より
    http://www.dairy-farm.jp/ushitotomoni/s_ushitotomoni38.html
   鳩野さんが私たち3人を温かく向かい入れて頂き荷物を置くと、早速、

   鳩野さんが毎週参加している踊りの練習に行かれるとということで、
  私たちも同行させて頂くことになりました。
   会場に行ってみると、そこでは20人ほどの年代も様々なお母さん方が、
  町の伝統踊りの「ほうそう踊り」の練習をされていました。
 ほうそう(疱瘡)踊り  鹿児島県HPより  

 疱瘡踊りは、藩政時代から踊り継がれてきた
 古い踊りであると言われています。

 昔、恐ろしい伝染病である天然痘が蔓延した
 ことがあり、その予防と早い治癒を願って踊
 るもので、真剣な祈りの心が込められた優雅
 な踊りです。

  天然痘が絶滅し、踊りも一時途絶えていま
 したが、終戦後に復活し、今では地域の行事
 や地区の文化祭などで踊られています。

  紫色の扇子を使い、音に合わせて全員で踊ります。

  今日初めて参加したお母さんもいらっしゃったので私たちもから教えて
 頂きました。

  最後には音楽に合わせて声を出したり、丸を全員で描きながら踊ったりし
 てとっても楽しく一時を過ごしました。

  また、このように地域の人々同士の交流の場があったり、伝統を引き継い
 でいる姿を初めて目にして、素敵なことだなと、伝統は引き継いでいくべき
 だなと強く感じました。

  踊りのおけいこの後、鳩野さん宅に戻り、
 その日の夕食だという、手巻き寿司をお
 母さんから具の入れ方、巻き方などを教
 えて頂きながら、一緒につくりました、

 そして、美味しく頂きました。
 
イメージ 
 
 夕食後に、鳩野さんはハーモニカや琴がとてもお上手で披露してください
 ました!

  お父さんは趣味で籠を作っておられ、素敵な味のある数々の作品を見るこ
 とができました!

  他にも様々な趣味をお持ちで、盛り沢山のお話を聞き、鹿児島での一晩目
 の眠りにつきました。


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 3月9日 2日目
 
  朝一番に、鳩野さんの車で鳩野さんの経営している「鳩野牧場へ行きま
 した。

  かわいい番犬が迎えてくれて、癒されました。

  牛舎には多くの牛がいて、乳搾りの様子を見学、そこで絞りたての牛乳も
 飲ませて頂きました!

  普段飲んでいる牛乳とは大違い、口に含むと濃厚な味が広がり、とても美
 味しく、気持もまでリフレッシュさせてくれました。

  また、クジャクやダチョウ、山羊の親子がいて、背が高いダチョウには、お
 っかなびっくりで、手で草を持ち、えさをあげる体験もできました。


 
 だちょうに草をやる
 ◇ 鳩野牧場
   
 牧場入口の看板  牛舎には牛が40頭
   
 放牧地  お子様乗馬体験
   
 珍しい クジャク  ああ今日ものの子ヤギ
 


  牧場見学の後、牧場のすぐ近くにある保育園の明信寺こども園へ行き、中を
 案内して頂きました。

 ちょうど園児がお経のようなものを読んでいたのには驚きました。

  私たちが話しかけると元気に返事をしてくれ、大きくなったら東京にも行き
 たいと言ってくれました。

   保育園見学の次は後に、鳩野さんのお友達がやっている、古民家「古布工房
 布の里へ」
へ案内して頂きました。

  手作りのお人形などを紐で沢山吊り下げる、"さげもん"の他、ちりめんな
 ど、古き良き日本の布でていねいに作られた可愛い飾り物、置物、小物やタ
 ペストリーなどこだわりの作品がたくさん展示されていました。

   作品展で売ったあとだったとのことでしたが、幾つかの作品を見せていた
 だきました。作品は、細かなところまで縫ってあったり一つ一つ手作りであ
 ったので温かみがあってとても素敵でした。

 (詳細:http://kominka8.web.fc2.com/yafunosato.html

   
 また、寺や銅像にも案内して頂き、歴史にも触れることができました。
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  ◇ 昼からは、西園さんがご案内
    昼頃になると、西園さんが車で迎えに来てくださり、お昼を食べに、
   また、「農家れすとらん七菜」へ行き、自分たちでおにぎりを作らせて
   頂き、一緒に食べました。

   また、西園さんご自慢の収穫したおいもを焼き芋にして食べました。

   とても甘くて、何個でも食べられそうでした。
 ◇ そば打ち体験

    昼食を済ませてから、「れすとらん七菜」からほど近い、やはり270
   号線沿いにある隣町南さつま市金峰町の道の駅「きんぽう木花館」へ行き、
   そばうちに挑戦です。 

    そば粉を練る手つきが難しく、苦労しましたが、まさに自分たちの手で
   打ったそばを、いざ食べてみると、普段食べているそばよりも短かく、太
   く、食べると不思議な食感でしたが、味は、自分で打っただけに「おいし
   い」の一言でした。

   教えて頂いたこと体験できたことは最高でした!

   
道の駅 きんぽう木花館
  そば打ちを堪能した後、車で金峰山へ向
 かい、登山です。

  頂上まで車では行けないので、途中で歩
 いて登りました。

  海岸と田んぼのど真ん中にある金峰山だ
 けに、頂上から一望できる鹿児島の町の田
 園風景と青々と広がる東シナ海の美しさは
 とても印象的で、見とれてしまいました。
 
 景色を独り占め 金谷さん
 
 神社で参拝も
 景色を満喫した後、西園さんの車で宿泊先の鳩野さんのお宅に戻りました。

  最後の晩餐となる夕食は心づくしのすき焼きす。

  美味しいすき焼きを頂きながら、二泊目ともなり、お母さん、お父さんとす
 っかり打ち解けて、沢山のお話をしました。

  私たちの学校での活動や趣味から鳩野さんの趣味や水から得た教訓など、話
 はつきず、知らないことも多く、たくさんのことを学ばして頂きました。

 
 あとは食べるだけ。待ち遠しい清水さん、お母さん、金谷さん
  夕食後は、鳩野家での最後の体験!

 鳩野さんが苦労を重ねた酪農の成果、新鮮な牛乳を
 使って、バター作りを体験しました。

 牛乳を容器に入れ、ただ振るだけ。
 少しの量だったせいか、思ったよりも簡単に出来ま
 した。

 
   さらに、バター作りの後には、手と言葉を使ったゲームをしたりと、夜遅く
 までとても楽しい時間を過ごすことができました。
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 3月10日 3日目

   朝一番に、鳩野牧場へ行き、ダチョウや牛、山羊にお別れの挨拶をしま
  した。  

  そして、お世話になった鳩野さん一家ともお別れです。

  短い間でしたが、私たちを温かく迎えてくださり、とても感謝しており
  ます。

   また、私たちに体験やお話で沢山のことを教えてくださり、良い経験
  となりました。

   手を振って最後のお別れをしました。

   西園さんが私たちを迎えに来てくださり、またとっても甘い焼き芋を頂き、
 最後の体験へと、畑へ向かいました。

 今日は、おもにキャベツ、白菜の収穫をしました。

  大きいキャベツを選別するところから始まり、包丁でザクッと切り、カゴ
 に入れてトラックへ。

 実際に収穫をしたのは初めてだったのでとても新鮮で興奮しました!

 
 特性南薩ロゴ入り軍手をはめて、キャベツ収獲
  西園さんご家族と、ここ日置市吹上町の観光振興の話を少しですがお話でき、
 学ぶことが沢山ありました。

 また、温かく迎え入れてくださり、すばらしい思い出となりました。

 大変ありがとうございました。

  お世話になった西園さんに小作のバス亭まで送って頂き、西園さんとも、こ
 こでいよいよお別れです。

 名残をおしみながら、小作からバスで鹿児島中央駅へ向かいました。

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 ◇ 桜島観光と霧島神宮から、宿泊先城山観光ホテルへ
   鹿児島中央駅には、東洋大学OGの竹ノ内
 さんが車で迎えに来てくださっていました。

  今日の後輩3人のために、鹿児島市内の案内
 を快く引き受けて頂き、当日はわざわざ休暇を
 取って案内役をして頂きました。

  竹ノ内さんは2年前までの4年間、NPO法
 人ふれあいまちむら興し塾の一員として、いろ
 いろなイベントでの活動をされていた、3人の
 先輩です。

  現在はJTB鹿児島支店に勤務、第一線で
 活躍中です。

 
Facebookより
失礼
 先ずは、鹿児島県のシンボルの桜島に案内して頂きました。

 鹿児島港から市営のフェリーで15分で桜島港です。
 フェリーのデッキには、冷たい風の中、中国人観光客でいっぱいでした。
   
 鹿児島市営 桜島フェリーで15分  展望台からの火口
 桜島に到着。突き出た火山岩が迫る道を展望台へ。

  展望台から火口を覗くと山肌が黒いところや、溶岩が流れた後の穴を見る
 ことができました。
 錦江湾を臨む、眺めの良い道をドライブ。
 そのまま桜島を一周しました。 
 参照:桜島フェリー  
   http://www.city.kagoshima.lg.jp/sakurajima-ferry.html 
  桜島を出る頃には、日が暮れてしまいま したが霧島神社へ足を伸ばして頂き、夜
 の霧島神社を参拝しました。

 夜の神社は朱塗りの社殿がライトに照ら
 され荘厳で美しかったです。

 夜には夜の趣がありました。

 
  竹之内さんには夜遅くまでご一緒して頂き、宿泊先の城山観光ホテルまで送
 ってくださり、最後の最後までお世話になってしまいました。

  私たちの為に休暇まで取って、時間を割いてご案内いただき、また沢山の
 お話をしていただき、感謝しております。ありがとうございました。
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 3泊目 宿泊先 城山観光ホテルへ
 
  そして、泊まらせて頂く城山観光ホテルは、私達には豪華すぎるほど素敵
 でした。

  スタッフの方は大学生3人の上、夜遅い23時過ぎのチェックインにも関
 わらず、丁寧に対応してくださり感激しました。

  客室は、桜島が眺められる、遅くチェックインしたのがもったいない広々
 とした豪華なトリプルの部屋でした。

  そして、楽しみだった、城山観光ホテル自慢の、展望露天風呂から噴煙た
 なびく桜島の眺めはとてもすばらしく、大変良い思い出になりました。

   
 通年、日の出時間にオープン
 自慢の露天風呂
 豪華トリプルルーム
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 3月11日 4日目 最終日 

  朝一番で、城山観光ホテルの窓から、桜島からの日の出を見ることができ、
 それは、それは圧巻でした。

  そして、お楽しみの朝食

 朝食バイキングは80種類の料理の数々。
 
 トリップアドバイザーの『行ってよかった!朝食のおいしいホテル ランキ
 ング』、で毎年10位以内の評判のバイキングです。

  ホテル自家製の薩摩揚げ、はじめ、お刺身までも含めて和食だけでも30
 種類以上はありそう。

  その他、洋食派も大満足の自家製パン、ハム、ウインナー、サラダ、デザ
 ート、ドリンクがずらり、希望すれば、その場で卵料理も調理してくれる、
 などなど、とても食べきれません。

   
 料理がずらり 和食コーナー    食べきれません
 参照HP  城山観光ホテル:http://www.shiroyama-g.co.jp/
  リトリップ: https://retrip.jp/articles/23563/
 ◇ 鹿児島最後の観光 仙巌園へ
   ホテルをチェックアウトして、市内循環バスで世界遺産となっている島津
  家ゆかりの仙巌園へ行きました。

  日本庭園のすぐ向こうに雄大な桜島があり、間を遮るものがなかったので、
  最高の眺めでした。

  また、明治の産業も再現されていて反射炉や薩摩ガラスなどを実際に見る
  ことができ、目を楽しませてくれました。

   
 仙巌園 前庭  薩摩切り子
  いよいよ、帰りの時間となり、鹿児島中央駅で、空港行きバスに乗り換え
 鹿児島空港へ向かい、飛行機で東京へ戻りました。

 大変楽しく、貴重な体験の4日間でした。

 お世話になった皆様に、改めて、感謝いたします。
 ありがとうございました。(鹿児島部⇒『あいがとさげもした』)
 感想文
 《 清水りぼん 

  鹿児島の民泊では普段経験出来ないことをたくさんやらせて頂きました。

   古民家で生活させて頂いて、伝統舞踊を頑張って覚えて踊りに混ぜても
 らったり、自分でバターを作ってみたり、搾りたての牛乳を飲ませてもらっ
 たり、本当にたくさんのことをさせて頂きました。

  やること、やることどれも新鮮でとても楽しかったです。

  ただ、民泊をしていて関わった方々にはどなたにも、「今どんな勉強をし
 ていてここに来たの?どんなことを体験しに、何をしてくれるためにここ
 に来たの?」と聞かれました。

  「鹿児島県のこの吹上をより有名な観光地にするために何が足りないと
 思う?」と言うかのようにストレートに聞かれることもありました。

 その時、とても自分の考えが浅かったと痛感しました。

  私は学生のうちに学生だから経験できることをしたいと思い、今回の民泊
 を決めました。

   しかし、民泊を受け入れて下さった方々にとってみれば新しい吹上や
  日吉、日置市の魅力を見つけてくれるかもしれないチャンスを私たちは
  担っていたのです。

  観光業に携わる人だけがその地域の観光での繁栄を考えていると思ってい
 た自分が間違っているとその時気づきました。

  民泊をしてみて学んだことは、観光を学問の対象として仰々しく考えるの
 はやめて、もっと柔軟で身近な存在であると考え、物事を広い視野で見よう
 と思いました。

 《 金谷千波 》
  
  今回は私にとって初めて九州でした。4日間という短い間でしたが、その
 間に様々な体験をさせてもらい、鹿児島の魅力をじっくり感じることができ
 ました。

  特に今回は農家民泊に泊めていただき、ホテルとは違ったありのままの生
 活を体験することができてよかったです。

  吹上町・日吉町の人々は温かく、様々な場面で都心より人の繋がりの濃さ
 を感じました。

  また美しい吹上浜や立派な山、温泉、地域伝統のほうそう踊りもあり、地
 域の支え合いを感じられ、都心とは違った魅力の多いところでいいなと思い
 ました。

  お世話になった鳩野さんはとても温かく迎えてくれ、おいしいご飯を食べ
 きれないほど用意してくださり、色々なお話や素晴らしいハーモニカの演
 奏、鳩野さんの牧場の牛乳を使ったバターづくりなど、とても賑やかで楽し
 い食卓でした。

  お昼に行った西園さんが奥様と開店した、地元食材を使った「バイキング
 れすとらん七菜」での料理の数々はとてもおいしかったです。

 地元の人たちにも大好評でいつもにぎわっているようです。

  その中でも、私はそこで知った郷土料理のがねさんがとても気に入り、作
 り方を教えてもらい家でも作ってみました。

  今回、私は地域活性化のために移住を呼び込んだらどうだろうかという視
 点を持って取り組みました。

  日置市吹上町では、小さい頃から当たり前に農業に触れていて、お子さん
 がトラクターを操縦している姿を見てとても驚きました。

  周りの人同士のコミュニケーションもよく、面倒を見ていて、町内の人が
 どんなことをしているか皆さんが把握しているようで、地域内での支え合い
 を強く感じられ、そういうところは都会の人たちとの関係の深さの違いを感
 じました。

   公民館や地域の人同士の交流も盛んで老後も寂しくないなあと感じました。

  一方、距離感が違うため、プライバシーについてストレスを感じる恐れも
 あると思いました。農作業は大変で日差しもあり、生活も都心に比べ便利と
 は言えません。

  しかし、食材もおいしいし、都心で快適な生活ができても、毎日満員電車
 に乗って働き詰めでいるのに疲れてしまった人にはぜひ考えてもらえたらい
 いと思いました。

  今、地方への移住はしばしばニュースなどでも取り上げられています。
 横浜から移住してきた人もいました。しかし中には想像と違い戻っていって
 しまう人もいるようです。

  私はテレビなどの一面的な見方だけではなく、こういう機会が増えれば、
 実際に自分の目でその魅力やさらにはデメリットを見た上で移住を考える人
 も増えるのではないかと思いました。

  それは延いては農業従事者の増加にも繋がると考えられますし、もっと、
 将来の選択肢として広く認知されるといいのではないかと考えました。

 今回はこのような貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

 《 高野雪美 》
 

  今回、鹿児島県で民泊をさせていただき、実際に行くことで沢山のことを
 学びました。

 原風景が残されていて、雰囲気そのものを味わうことができ、感動しました。

  温かく迎え入れてくださった西園さん、鳩野さん、竹ノ内さんはもちろ
 ん、鹿児島で出会った人々がみな優しく、人の思いやりにも触れることが
 できました。

  農作業体験では、農家の方は収穫して新鮮なおいしい野菜を食べられる
 とだけ思っていましたが、実際には、土を混ぜたり、肥料をまくことから
 始まり、長い目でみなくてはいけないことを痛感し、簡単にできるもので
 はないと感じました。

  いろいろと農業体験の指導して頂いた西園さんのもと、農作業をしてい
 ると「天気が悪くなるから今日はここまでやらないといけない」とおっし
 ゃっていて、農作業の難しさ、厳しい部分も目の当たりにしました。

  しかし、私たちが行った肥料まきや収穫の体験は、新鮮でとても楽しか
 ったです。

  鳩野さんのお宅に泊まらせていただき、伝統のほうそう踊りに参加でき
 たことや近所の方との深い付き合いを垣間見ることができて、とても良い
 経験になりました。

 何よりも、お父さんお母さんとお話できたことが楽しかったです。

  地元の人々も気さくに話してくださり、地域の人々のつながりを肌で感じ、
 その輪に少し入れたような気がして嬉しかったです。

  私は、3日間の体験をさせていただくなかで、民泊で人を呼ぶことは出来
 ないかと考えました。

  わたしなりの意見ですが、吹上町・日吉町には、吹上浜をはじめ、素晴ら
 しい自然がたくさんあるので、観光地化する必要はないと感じました。

  観光客がたくさん来てくれることは嬉しいことですが、その反面、人が溢
 れると環境の面でも景観の面でも自然本来の良さが薄れてしまうと思います。

  しかし、今回体験させていただいた民泊は、少人数の受け入れであるので、
 環境にも景観にも影響を与えません。

  その上、田舎ならでは様々な体験を通じて、人々のつながりや温かみを肌
 で感じることができてとても魅力的だと感じます。

  自然が美しいところは他の観光地にもたくさんあると思うので、一度訪れ
 ても写真の中でしか印象に残らないと思います。

  それを、現地のお父さん、お母さんと出会い、ふれあい、たくさんのお話
 をしての体験では、吹上町・日吉町の印象が強く残ると感じました。

  また、交流を図ることで、また会いに行きたいと思い、第二の故郷のよう
 に、2度も3度も訪れる観光地になるのではないかと思います。

  今、観光学科の学生として学ぶ中で、グリーンツーリズムと言う言葉を耳
 にしますが、グリーンツーリズムは観光地化することが必ずしも、その地域
 の魅力を引き出すとは限らないと考えていました。

  しかし、今回民泊をさせていただく中で、民泊を活かした観光の可能性を
 見い出すことができ、とても勉強になりました。

 温かく迎え入れてくださり、本当にありがとうございました。

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お問合わせ  NPO法人ふれあいまちむら興し塾 
 電話:047-330-4421 
 FAX:047-344-1993
 E-mail: ls-plan@lapis.plala.or.jp